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*** 1_love's blog ***

言いたいことがあるのは好きだからだと思っている、ほっとけないからだだからとにかく言いたいことは書く


by 1_love
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何言ってるの Doc ? 最高級品はみんな "メイドインジャパン "だよ???

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------ No wonder this circuit failed . It says , " Made in Japan "
------ What do you mean , Doc ? All the best stuff is " Made in Japan "
ーーーこの回路が故障するのも無理はない、"メイドインジャパン "だ
ーーー何言ってるの Doc ?最高級品はみんな"メイドインジャパン" だよ
******** Back to the Future Part3

 2004年 10月21日 木曜日  産經新聞  第8面 
ブラウン管もダイエット サムスンSDI
.........サムスンSDI 葉奥行きを従来より約4割スリム化したブラウン管を開発.............
Samsung,世界最薄の32型ブラウン管TV発売へ
FPD International2004
ITmedia Lifestyle
Samsungが“世界最薄”ブラウン管や“世界最大”プラズマ披露
ITmedia Lifestyle

僕が見たこの産経新聞の記事、
( 転載でなく ITmedia Lifestyle へリンクします )
読んだ人の中にも
おそらくTVやディスプレーの開発で日々努力をされている方
またはその周辺にいる方がいるに違いないと思います
このblogを読んでくださる方にそのような方がもしいるのなら
僕は、素直に問いたい

“どんな感想をお持ちですか?”

僕がいったいどう思ったのか...
"完全に日本は道を見誤った”   です。

約20年前、東京は、日本はバブルという
今では忌み嫌われる時代のど真ん中でしたが
良い意味では
誰も彼もが途方もない大風呂敷の広げあいをしていて
そのいろんな風呂敷の中には
この21世紀のたった今語られているように
行き止まりが最初から見えてしまう
ハナクソみたいな未来に比べればはるかに楽しい
何百倍もステキなすばらしい夢の種がつまっていた
そう感じています
バブルがたくさんの人によって負のイメージで語られるようになってから
当時の何もかもが
あのとんでもなく誰もが前向きだった瞬間のあの気持ちまでもが
NGになってしまうことはあまりに残念だと思えて仕方ないのです

当時日本は世界での立ち位置がようやく確立されようとしていた
やっとこさ目指していたところまで何となくたどり着いたような感じがしていた
企業や個人が世界の中で成功を勝ち取っていく具体例がどんどん出てきていた
そういう時の中にいたと思います
そんなある日、僕が気が付いたのは、居酒屋などのいろんな飲食店で
アジアからの従業員たちを急にとても良く見かけるようになったこと
それは突然爆発的に増えたような気がします
そして、その彼等、彼女等の姿を見て 
”10年20年たった時にこの人たちの中から
時代を作っていく人が必ず出てくるんだろうなぁ
こんなふうな道を日本人もこれまできっと海外で通ってきたんだろうなぁ”
と、いう漠然とした、しかし明確な
いつかくるであろう ”やられたっ” の予感
がイメージできたのです

この記事、サムスンが開発した超薄型ブラウン管のこの記事は
僕にとっての、この予感が現実になった瞬間になりました
”既にあるものを独自の視点で改良してなおかつ安価で提供する”
これこそまさに70年代に日本が王道を極めた商品開発のコンセプトです
日本国内ではブラウン管では勝てなかったSHARPが
まずは液晶に的を絞ってきた為に
とりあえず好調にこの分野で先を走ることができ
国内での次世代薄型画面競争の方向性を作ってきました
が、この時点で各社が薄型イコールブラウン管以外の新方式という選択をして
いわゆる右へならえを選ぶことになり
根本的に、そして結果として大きなミスを犯してしまったのです
もちろん、プラズマテレビも液晶テレビも
どんどん画質が向上し値段も下がってきていることは
誰にも否定できないし
関係者のたくさんの努力の産物として心から敬意を感じます
”これまでになかった商品を全くゼロから開発する”
日本企業がチャレンジしたこの新しいコンセプトもカッコイイと思います
ただし、現在のプラズマテレビも液晶テレビも
はじめに比べれば良くなったということ以上には何の魅力も感じられません
そして、何よりもそこに映し出されるのは
単に現状の地上波の延長上にしかない
( ほんの一部に超上質でそして視聴率の呪縛から離れ始めた番組や動きもありますが... )
タレナガシ的視聴率偏重主義のコンテンツ
この背景には間違いなく官主導の
東大クン公式あてはめ形未来予想
の 大きなハンドルのキリ違いを、
そして素直にうさんくさいニオイを感じてしまうのです
”地上波デジタルやBSデジタルを含めた
国家的な電波利用の方式切り替えを
国民に無理矢理に強いることを軸にして
新方式の機械を販売すれば内需の活性化につながる”
このおりこうさんで、心底アホなプランは
内需の活性化どころか、
サムソンをはじめとするアジア企業の出現によって
軌道修正もできないかわいそうな状態になりそうなのです
その昔ソニーがアメリカで売れ始め
いつの間にかアメリカ人にまで日本企業であることを忘れられたように
まるでそんな歴史をトレースするように
アジアので電器メーカーは着実に日本でシェアを伸ばしているのです
排他的なことをいうつもりは全然ありません
あるメーカーの製品にいろんな意味で魅力がないなら
魅力ある製品が売れるのはとても健全な市場であるといえます
ただそれだけのことです
品質も値段も含めて消費者が商品を選ぶのです

Back to the Future Part3の中で
日本製のチップを粗悪品と笑うのは 、1955年の DocBrown です
そして、それを最高級品なんだよと諭すのは 、1985年の Marty です

僕は、新聞を読みながらこのシーンが頭に浮かんできました
タイムマシンを作り出すほどのcreativeな感覚を持った人にも
先入観やイメージが時代を超えるとどう変わって行くか
そこまでは予想できなかったんでしょうか
そして今2004年にこのシーンを見るとちょっと感覚が変わっている気がします
将来このシーンで日本や日本製品のことが大爆笑されないことを祈るばかりです

“どんな感想をお持ちですか?”

by 1_love | 2004-10-21 15:04 | etcの